徳島 皮フ科・形成外科 まつもと皮フ科

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男性の薄毛と女性の薄毛

2021.10.31
男性の薄毛と女性の薄毛

薄毛・脱毛は男女とも起こりますが、その治療は、男女で違います。

男性の場合
男性型脱毛症(AGA)は、男性ホルモンが原因です。
男性ホルモンの作用を弱くして、増毛する飲み薬が2種類あります。
フィナステリド(商品名:プロペシア)とデュタステリド(商品名:ザガーロ)で、デュタリステリドの方が、より強い増毛効果を持っています。
また、2つとも安価なジェネリックもあります。1か月6千円から1万円ぐらいで、髪の毛にコシが出てきたり、発毛を実感できる方も多いようです。

これらの薬には、副作用として、勃起不全、性欲減退、精液量の減少などがあります。
半年以上飲んでも効果が出ない場合には、お薬が合っていないこともあります。
内服開始時や内服中には、きちんと医師に相談しましょう。

女性の場合
女性の薄毛の原因は、男性とは異なりさまざまです。加齢やホルモンバランス、妊娠・授乳の他に、ストレスや生活習慣なども原因となります。

女性の薄毛治療には、フィナステリドやデュタステリドは使用できません。
ミノキシジル(1%)外用液やカルプロニウム塩化物(フロジン外用液)を1日2回塗ったり、亜鉛やパントテン酸、セファランチン(植物からの抽出物)を内服したりします。

・ミノキシジルは、「リアップ」という商品が有名で、発毛を促進する効果があります。女性の場合は1%(男性は5%)の濃度がお勧めです。
・カルプロニウム塩化物(フロジン外用液)は、保険診療でも脱毛予防や発毛促進に使われています。
・亜鉛は、毛髪の新陳代謝を活性化する栄養素です。牡蠣や肉類などの食品に多く含まれています。また、ほとんどのミネラルサプリに含まれています。
・パントテン酸は、髪の毛を構成するアミノ酸(主にケラチン)の材料です。薄毛や抜け毛を改善して発毛を促す効果があります。
・セファランチンは、ツヅラフジ科の植物からの抽出物で、脱毛症に対して保険診療でも処方している内服薬です。

他にもスピロノラクトン(男性ホルモンを抑える内服薬)なども使う施設もありますが、当院では、日本皮膚科学会ガイドラインで認められている治療を行っています。

新しい治療法:PRP療法
PRP療法では、自分の血液から遠心分離で濃縮した血小板を含む溶液を作り、直接頭皮に注射します。PRP(高濃度の血小板)溶液が、発育不全の毛根に作用して、育毛を促進させます。
自分の血液を使うので、副作用などは起きにくく、安心です。この治療は、男女とも利用できます。
費用が高くなるのが欠点で、10~20万円台のことが多いようです。





男性の場合は、フィナステリドやデュタステリドを内服すると同時に、その他の治療法も用いることで、より強い効果が期待できます。
2021.10.31 10:49 | 皮膚のお話
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