徳島 皮フ科・形成外科 まつもと皮フ科

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雑誌「Cu」で「巻き爪」の取材を受けました

2018.10.19
徳島の地元雑誌「Cu」で「巻き爪」について取材を受けました。足の爪に関するトラブルで、爪水虫(爪白癬といいます。最近は、効果の良い外用液や肝臓などに負担がかかりにくい飲み薬などが出ています。)の次に多いのが、巻き爪や陥入爪です。当院「まつもと皮フ科」は、皮膚科だけでなく形成外科の領域も診察していて、「巻き爪」のいろいろな矯正法に加え、手術もできるため、患者さんが多く、取材で取り上げていただきました。

以前に勤務していた田岡病院では、2007年から2011年の5年間で1000例以上の巻き爪・陥入爪の治療をしました。巻き爪の矯正方法は、主に以下の3種類を使いました。
①超弾性ワイヤーを爪にあけた穴に通して、ワイヤーのしなる力で矯正する(図1)


②VHO式ワイヤーは、フック状の器具を爪の左右の縁にかけてワイヤーで締上げる(図2)


③付け爪(商品名;ペディグラス)で爪の角をカバーしながら矯正する(図3)


「巻き爪」が悪化して、爪の角が皮膚に食い込んで痛みが出たり、ジクジクしたら「陥入爪」と言います。この場合は、手術(フェノール法)も行います。
2011年には、年間で332例の治療をしましたが、内訳は約50%が超弾性ワイヤーによる矯正、約30%が手術(フェノール法)、約10%がVHO式ワイヤーによる矯正、約10%がペディグラスによる矯正でした。現在では、ペディグラスが減っていて、その代わりに超弾性ワイヤーが増えていると思います。
治療法を決めるのに患者さんと相談する際、ほとんどの方がいきなり手術することに躊躇されます。「まずは矯正してからそれでもだめなら手術を考えます。」ということが多いようです。
矯正は比較的簡単にできるのですが、再発という問題があります。以前に調査した結果では、巻き爪矯正した方の40%弱が6か月の時点で再発しているという結果でした。一方、手術の再発は5%以下と低いのですが、爪の幅が生涯ずっと狭いままになること、まれに爪の変形が残ってしまうことがあります。
以上のように、それぞれの治療法には一長一短があります。各自の状態に適し、かつ希望に沿った治療法を選択できるように、よく相談をうけてから、治療法を決めることが大切です。
2018.10.19 13:31 | 皮膚のお話
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